ハイテクインターは2017年6月1日、PoE延長装置「ABiLINX 3100シリーズ」の販売を開始したと発表した。電話線を利用してPoE+(30W)を1200mまで延長できる。
「ABiLINX 3108T」は、対応子機の「ABiLINX 3101R・3100R」を最大8台接続可能な集合タイプ。電話線を利用したポイント-マルチポイント接続でLAN延長とPoE延長を実現できる。電話線(0.5mm)で最大1200mまでPoE延長が可能だ。
また、有償オプションの「RJ-11 同軸変換 BNCケーブル」を使用することで、同軸ケーブル(5C-2V)で最大2400mまでのPoE延長が可能となっている。
「ABiLINX 3101T・R」は、RJ-11ポート(電話線用)とBNCポート(同軸ケーブル用)の双方を標準搭載し、また4ポートのPoE出力が可能。このため、IPカメラと無線APの設置を同時に行うといったケースにも対応可能だという。
標準価格は、ABiLINX 3108Tが35万円、ABiLINX 3101TとABiLINX 3101Rが11万円、ABiLINX 3100Rが4万5000円となっている。
ABiLINX 3100シリーズの接続構成例