乗客が見込める“お客様スポット“を予測してタクシー運転手に通知
このほかにもNICTは、自販機を“Wi-Fiスポット化”することで、その利用状況から、潜在的なタクシー乗客が見込める場所を検出して運転手に通知するサービスも検討しているという。
タクシーへ潜在的な乗客が見込める場所を通知するイメージ
タクシーの過去・現在の移動状態から、近い将来の移動先をリアルタイムに予測。さらに、自販機周辺でWi-Fiを利用している人の情報を合わせてクラウド上の「遭遇率判定エンジン」で分析することで、Wi-Fi利用者が集まっている場所の近くを通過する可能性が高いタクシーにアラートを発信する(下写真)。
タクシードライバーへの通知画面
将来的には、NICT、京都大学、神戸デジタルラボで共同特許出願中の行動予測システムを用いることで、予測性能を改善。また、ライドシェア等のシェアリングビジネスとの連携も検討していくという。