ナカヨは、同社のIPテレフォニーシステム「NYC-iFシリーズ」をフルモデルチェンジした後継機、「NYC-Siシリーズ」を6月20日から発売する。
新機種では、回線容量を拡大して256ポート化し、無線端末の収容台数も拡大。ビジネスアプリケーションを含む各種アプリケーションを拡充しており、ビジネスチャット・スケジューラ・名刺管理システムを活用して情報共有でき、PCやスマートフォンなどとも連携できる。
スマホを内線電話機として利用可能な「多機能電話機アプリケーション」も搭載している。スマートフォンをSiシリーズに収容した無線LANに接続すれば、音声通信とリアルタイムの映像表示ができ、最大4拠点までのビデオ会議通話も可能になる。
「モバイルアシスト」の機能を利用すると、携帯電話網を介して、オフィス内でも外出先でもモバイル端末を内線感覚で使える。モバイル端末を内線呼び出しできるほか、オフィスに設置したSiシリーズ主装置の電話帳を使用して、オフィスの回線経由で電話をかけられる。
電話機のラインナップは、「Bluetooth対応IP電話機」と「大型LCD付IP電話機」の2種類だ。Bluetooth対応IO電話機は、コールセンターなどで要望が多いBluetoothヘッドセットや音声会議システムと接続できる。大型LCD付IP電話機は、5.7インチのカラー液晶ディスプレイとカメラを搭載。ビデオ会議やネットワークカメラの映像表示が可能だ。
主装置1台、多機能電話機5台、ひかり電話を1回線収容する場合の参考価格は、50万9000円(税別・工事費別)~。
IPテレフォニーシステム「NYC-Siシリーズ」 |