リコーは2017年3月31日から、自社内で専任のIT管理者を確保することが困難な企業向けに、ネットワーク環境の導入構築から運用保守までを提供する「NETBegin BBパック Next」を発売すると発表した。同サービスが対象としているのは、1拠点あたりPCが1~30台までのユーザーだという。
NETBegin BBパック Nextは、2005年から提供してきた「NETBegin BBパック Select」の後継サービスだ。ユーザー企業のオフィスにある複合機やプリンター修理に対応するカスタマーエンジニアが、ネットワーク環境も同様にワンストップでサポートできるのが特徴だという。
新サービスでは、これまで要望が多く寄せられていた無線LANへの対応も標準で提供。また、従来は購入する必要があったルーターもサービス機能の一部に含む。
導入後のサポートは、これまでのオンサイトサービスに加え、遠隔のセンターサービスとして、ルーターの設定変更やファームウェアアップデート、稼働状態の監視・通知といった日常的な運用業務が提供される。
標準価格は、PC5台でフレッツ光回線を利用する場合、初期費用3万3000円~、月額料金3780円~。販売目標は年間1万本だという。