NTT東日本とNTT西日本は2017年3月13日、PSTNからIP網への移行に伴い提供が終了する「INSネット ディジタル通信モード」に関する当面の対応策(補完策)として、「メタルIP電話上のデータ通信」サービスの提供を決定したと発表した。
提供対象となるのは、INSネット ディジタル通信モードの提供終了までに、ISDN対応端末の更改が間に合わないユーザー。「メタルIP電話上のデータ通信」サービスの品質は、INSネット ディジタル通信モードと全く同一とはならないものの、端末間のデータ送受信が可能であることが確認できているという。
なお、INSネットのディジタル通信モードの終了時期について、NTT東西はこれまで2020年度後半としてきたが、現在その後ろ倒しを検討している。
また、PSTNからIP網への移行後も、加入電話およびINSネット(通話モード)は、「メタルIP電話」として引き続き利用できる。