デジタルトランスフォーメーション(デジタル変革)に向けた取り組みが、あらゆる業界で進んでいる。もちろん製造業もそうだ。
「製造業トップ100社のうち、40社は製品をサービスとして提供する方向へ動いている。製品から得られる価値・効果を、サービスとして販売・提供するということだ」
製造業向けのPLM(プロダクトライフサイクル管理)ソリューションに加え、最近はIoTプラットフォームなどにも注力する米PTCでバイスプレジデントを務めるケビン・レン氏はこう述べた。
また、製品のコネクテッド化、すなわちIoT化も本格化しつつある。「グローバルメーカーの70%は今年、自社製品がコネクテッドになる」
製造業におけるデジタル化の主なトレンド |
グローバルメーカーたちが着々とデジタル化を進めている様が窺えるが、とはいえデジタルトランスフォーメーションは一気に成し遂げられるものではない。
レン氏は、製品開発のデジタルトランスフォーメーションの道のりを「デジタルエンジニアリングジャーニー」と表現したうえで、このジャーニーは3段階で進んでいくと説明した。
製造業は一体、デジタル化の旅路をどう歩むべきというのだろうか。
デジタルエンジニアリングトランスフォーメーションの3つのステージ |