ソフトバンクは2016年11月24日、SDN/NFV技術を採用した統合VPNサービス「ホワイトクラウド SmartVPN」の機能拡充を発表した。
従来、拠点側設備であるCPEで提供していたアクセスリストやDHCPサーバーなどの機能を、網側に仮想的に実装してネットワークサービスとして提供する。これにより、拠点側に通信機器を設置する必要がなくなり、ネットワーク構成の簡素化や運用保守コストの削減が可能になるという。
また併せて、アクセス回線のルーティング変更やアクセス制御などの設定を専用ポータル「SmartVPN Web」からオンデマンド操作できる機能も提供する。
提供開始日は11月24日。対象となる回線は、ソフトバンクが提供するL3閉域ネットワークサービスだ。
「ホワイトクラウド SmartVPN」のサービス概要図 |