「グローバル・モバイル・ブロードバンド・フォーラム(グローバルMBBフォーラム)」は、これまで世界各地でファーウェイが開催してきたイベントだ。7回目の開催となる今年は、初めて日本で開催されることになった。
ファーウェイ・ジャパン 副社長の王軍(ウィリアム・ワン)氏は、日本で開催する意義を、同イベントの報道機関向け説明会において次のように述べた。「日本は、5GとIoTの成長において世界をリードする、そして通信業界全体を引っ張っていく重要なポジションにあるから」
ファーウェイ・ジャパン 副社長 兼 マーケティング&ソリューションセールス本部長の王軍(ウィリアム・ワン)氏 |
グローバルMBBフォーラム2016のテーマは、IoT、4.5G、5G、クラウドだ。今、注目を集めているNB-IoTや5Gといったモバイル技術について、スペイン・バルセロナで開催されたMWC(Mobile World Congress)よりも広い展示ブースで、実物を展示するという。
イベントには独・産業ロボットのKUKAやテレフォニカ、チャイナモバイル、GSMA、GTIのキーパーソンが登場するほか、NB-IoT、4.5Gネットワーク構築の分科会も開催される。また、会場周辺では、5Gの要素技術の1つである「Massive MIMO」などのフィールドデモを行う予定だ。
これまでグローバルMBBフォーラムは、完全招待制で開催されてきた。しかしIoTや5Gの時代は、通信事業者に加え、各産業分野とのコラボレーションが重要になる。そうしたことから「より多くの企業の方々に参加してもらうため、2日目の25日は事前登録制にした」とワン氏は説明する。