レオパレス21は、同社が管理する新築および既存の賃貸物件向けに、NECのクラウド型防犯カメラサービスの導入を開始すると発表した。レオパレス21によれば、クラウド型防犯カメラサービスを賃貸物件に導入するのは賃貸業界初。年間1000棟の導入を目指すという。
クラウド型防犯カメラサービスは、カメラの映像をレコーダではなくクラウド上のサーバに収集・蓄積するため、レコーダの設置場所の確保や保守・故障時の手間などを省くことが可能になる。同サービスの導入により、物件のエントランスやゴミ捨て場、駐車場などの防犯カメラ映像を遠隔からリアルタイムに確認できるようになる。
同社は、不審者の立ち入りやゴミの散乱、違法駐車などを早期に把握して対応することで、防犯対策の強化や賃貸物件のオーナーの満足度向上、賃貸管理における業務効率化などを目指すそうだ。レオパレス21は今後も、IoTやAIなどの先進ICTを活用した各種サービスを提供していくという。
クラウド型防犯カメラサービス導入のイメージ図 |