NTTコミュニケーションズは、同社のVPN「Arcstar Universal One」のセキュリティオプションサービスに、最大1Gbpsでインターネット接続可能なクラウド型「セキュアインターネット接続機能(vUTM)」を追加した。同オプションは2016年10月6日から提供開始となっている。
これまでArcstar Universal Oneには、セキュリティオプションとして「アドバンストオプション(仮想アプライアンスタイプ)セキュアインターネットゲートウェイ」、「インターネット接続機能 セキュリティオプション」があった。そこに今回、インターネット接続とクラウドベースのセキュリティ機能がセットになったセキュアインターネット接続機能(vUTM)が新たに加わった。
新オプションは統合脅威管理(UTM)として、ファイアウォール、IDS/IPS、アンチウィルス、アンチスパイウェア、URLフィルタリング、アプリケーション制御の機能を一括提供する。
ポータル画面「NTTコミュニケーションズ ビジネスポータル」から申し込めば、数十分で開通できる。また、同画面でvUTMをONにすれば、NTTコムが定めたデフォルトのセキュリティポリシーに基づいたセキュリティ機能が利用可能になる。ユーザーは自ら、セキュリティポリシーをカスタマイズすることもできる。
インターネットゲートウェイ部分は、最大1GbpsでOCNバックボーンに直結する。インターネットを活用したクラウドサービスの利用に適しているという。
利用料金は初期費用が5000円(税抜、以下同)、月額利用料の基本料が11万5000円。基本料にはインターネット接続料金を含む。
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