ジュニパーネットワークスは2016年5月31日、企業の支社・拠点向けスイッチ「Juniper Networks EXシリーズ」の新製品として、中小企業に適したエントリークラスの「EX2300」とミッドレンジの「EX3400」の2機種を発表した。
同社は、クラウド対応のエンタープライズ向けのネットワークアーキテクチャ「Juniper Networks Unite」のもと、ネットワーク管理を一元化してシンプルにする「Junos Fusionエンタープライズ」や、ジュニパー独自の仮想シャーシ技術「Juniper Networksバーチャルシャーシ」などがある。
今回発表された2機種はともに、Juniper Networks Uniteに対応。WebブラウザベースのUIによる管理、構成、トラブルシューティングが可能なオンボックス管理をサポートしている。さらに「Network Director」を使用すれば、複数のスイッチをシームレスに管理できる。
EX2300は1つのバーチャルシャーシ構成に最大4台、EX3400は最大10台組み合せることが可能だ。また、ゼロ・タッチ・プロビジョニング(ZTP)により、本番稼働までの時間を短縮できるという。