【WTP】5Gの最新技術を「5G Tokyo Bay Summit」で体感!

2020年の商用化を目指し、研究開発が進められている5G(第5世代移動通信システム)。WTP内の「5G Tokyo Bay Summit 2016パビリオン」では、5Gに関する最新の研究成果を見ることができる。

NTTドコモとノキアが披露しているのは、5Gを使った8K映像のリアルタイム伝送のデモだ。ブースでは、ミリ波を用い、2つの端末に対して8K映像を伝送している。

5Gによる8K映像のリアルタイム伝送
5Gによる8K映像のリアルタイム伝送のデモ。左が端末、右が8K映像だ

デモでは、NTTメディアインテリジェンス研究所が開発したH.265/HEVC対応のリアルタイムエンコーダを使って8K映像を圧縮しているが、この圧縮された映像を送るのに必要なビットレートは「145Mbpsくらい」(説明員)。デモでは2つの端末に対して、1Gbps程度のスループットを確保できており、「余裕をもって8K映像を伝送できる」という。

2台の端末に対してそれぞれ1Gbps、合計2Gbpsのスループットが出ている


分散アンテナで「仮想セル」を超高密度に5Gで新たに利用されるミリ波などの高い周波数帯は、電波の直進性が高く、遠くに飛びにくい。5Gではこの性質を活かし、今まで以上に基地局を高密度に配置し、大容量化を図ることが可能になる。

ただ、ここで課題となるのが、基地局同士の干渉をいかに防ぐか。従来型の固定的なセル設計では、基地局の数が増えれ増えるほど、干渉の制御が難しくなる。

そこで富士通が開発しているのが、ダイナミック仮想セル制御技術による超高密度分散アンテナシステムである。高密度に配置された多数の分散アンテナを協調・制御することで、ユーザーを中心とした仮想セルを形成。干渉の少ない、通信品質の良い仮想セルを構築するというものだ。「アンテナをばら撒けば、超高密度化を実現できる」(説明員)。

超高密度分散アンテナシステムの概要
超高密度分散アンテナシステムの概要

そのためのアンテナも面白い。アンテナ部は個々に分散させて配置したり、結合して集中配置したり、柔軟に構成できるようになっている。例えば、ビームフォーミングで電波を絞って送りたい場合は、多くのユニットを結合させるといった具合だ。

分散アンテナユニット
柔軟な構成が可能な分散アンテナユニット

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