NEC決算、利益率が初の2桁 “SaaSの死”は「大きな追い風」

NECの2025年度通期決算は、Non-GAAP営業利益率が初の2桁となる11%に達し、営業利益は2期連続で最高益を更新した。森田隆之社長兼CEOは決算説明会で、通信インフラ等のデジタルインフラ事業を「まさに国力そのもの」と強調。AIエージェントによる“SaaSの死”については「大きなフォローの風」と語った。

NEC 取締役 代表執行役社長 兼 CEO 森田隆之氏

NEC 取締役 代表執行役社長 兼 CEO 森田隆之氏

NECは2026年4月28日、2025年度通期決算に関する説明会を開催した。売上収益は3兆5827億円で、法人向けPC販売機能の移管や低収益ハードウェア事業の撤退等を除く実質ベースでは、9%成長となった。

また、Non-GAAP営業利益は前年度比859億円増の3972億円となり、同社 取締役 代表執行役社長 兼 CEOの森田隆之氏は「利益率はNon-GAAPベースで初の2桁となる11%となった。営業利益は2期連続で最高益を更新している」と説明した。国内ITサービスやANS(航空宇宙・防衛)の大幅増益が好決算の主要因で、期末配当も前回予想から6円増配の1株当たり22円に上方修正した。

NECの2025年度通期決算の概要

NECの2025年度通期決算の概要

1月29日の3Q決算で再編を発表していたテレコムサービスビジネスユニット(BU)については、売上収益が前年度比5.2%減の3905億円、調整後営業利益が前年度比306億円減の200億円となった。「基地局事業の見直しに伴い、徹底した資産クリーンアップを実施した結果、減益となった」(森田氏)

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