NTTコミュニケーションズは、ソフトウェア型セキュリティアプライアンスを活用したSIer向けセキュリティサービス「WideAngle マネージドセキュリティサービス IVS」を4月25日から提供開始すると発表した。
NTTコムはクラウド環境向けのマネージドセキュリティサービスを開発し、2015年1月から同社のクラウドサービス「Enterprise Cloud」において提供してきた。今回はこれを、アマゾン ウェブ サービス(AWS)などのクラウド基盤へのシステム移行や構築に実績のあるSIerをパートナー企業として販売開始する。
WideAngle マネージドセキュリティサービス IVSは、仮想環境で動作するソフトウェア型の不正侵入防御(IPS)、URLフィルタリング、WebやEメール向けアンチウィルス、スパムメール対策、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)、独自のSIEMエンジンを活用したマネージドセキュリティなどをワンストップで提供するサービス。これによりエンドユーザ企業は、AWSなどのクラウド基盤に構築するシステムにおいて、不正アクセスやWebサイト向けのサイバー攻撃から守るマネージドセキュリティサービスと、ソフトウェア型セキュリティアプライアンスを組み合わせたセキュリティ対策を実装することが可能になる。
提供価格はパートナー企業からの個別見積り。現在の提供エリアは日本国内だが、今後は海外へも順次展開する予定だという。
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