ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは2016年3月1日、同社のセキュリティアプライアンスの新たな最上位モデルとなる「Firebox M4600/M5600」を発表した。XTM800/1500/2520シリーズの後継だ。
Firebox M4600/M5600 |
Firebox M4600/M5600は、最大60Gbpsのファイアウォールスループット、最大11GbpsのUTMスループットを実現可能。ウォッチガードでは、高速なスループットを持つFirebox M4600/M5600を本社に実装することで、分散型あるいはハブアンドスポーク方式のネットワークにおいて、支社/支店など中小規模の拠点間通信を管理できるとしている。
拡張モジュール用のスロットが2つあり、柔軟にポート構成をカスタマイズできるのも特徴。また、ホットスワップの冗長電源も備えている。
ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン 社長執行役員の根岸正人氏は、「従来のハイエンドモデルをパワーアップした2機種のFireboxモデルで一新し、全てのクラスでFireboxシリーズを提供できるようになった。昨今の複雑化したネットワークや分散拠点のセキュリティに柔軟に対応し、企業におけるハブとなる本社・本部に設置するに相応しい仕様となっている」とコメントしている。