NTTドコモは2015年12月16日、IoTクラウドサービス「Toami for DOCOMO」を12月21日から全国の法人向けに販売開始すると発表した。
Toami for DOCOMOは、日本システムウエアのIoTクラウドプラットフォーム「Toami」を活用したサービス。Toamiの数多くのメニューのうち、主要なものを選定してパッケージ化した。また、管理に必要な機能もユーザー側で設定するだけですぐに利用可能になっており、従来ユーザー側で必要だったメニューや機能の初期開発が不要だという。
Toami for DOCOMOの主な機能は、IoT機器から出力された情報を用途に合わせて「メーター」や「棒グラフ」などで表示する「Web画面機能」、情報の閲覧・編集等の権限を設定できる「ユーザ管理機能」、IoT機器から受信した情報が設定した数値を超えるとメッセージ表示やメール通知が行える「障害通知機能」、クラウド上に蓄積したデータをCSV形式で出力する「データ出力機能」など。ドコモの回線管理プラットフォーム「docomo M2M プラットフォーム」との連携も今後実現していく予定だという。
提供プランとしては、複数社でサーバーを共有する「共有プラン」と専用サーバーの「専有プラン」の2種類を用意。共有プランの利用料金は初期費用がなしで、月額利用料金は6万円(接続機器数50台まで)~。専有プランは初期費用40万円で、月額利用料金は15万円(100台まで)~となっている。
Toami for DOCOMOの管理画面イメージ |