ネットワークカメラシステムを提供するMOBOTIX JAPANは、M15サーマルレディオメトリーカメラを12月から販売開始すると発表した。
M15サーマルレディオメトリーカメラは、サーマル・レディオメトリ(熱放射計)と温度測定機能を有し、微妙な温度差を捉えて、その違いを色で表示できる。このため、裸眼で見えないくすぶった火などの危険を認知するのに役立つという。
温度の値はピクセルごとに表示でき、設定した値を上回ったり下回ったのをトリガーに、アラームなどのイベントを起動することが可能。カメラはオブジェクト自身から出る放射を測定するだけでなく、テーブルや窓などの他のオブジェクトによる反射の放射も測定するという。
ゴミ山のくすぶりのサーマル画像 |
MOBITIX JAPANでは、同社のネットワークカメラS15D用のサーマルレディオメトリセンサーモジュールも12月から販売開始する。