三井物産エレクトロニクス(MBEL)とスマートバリューは11月16日、はたらくクルマ(フォークリフトなどの特殊車両の総称)をIoTへ対応させるサービスを開始した。特殊車両メーカー向けに提供する。
このサービスではまず、車両のCAN情報(車載機器の制御情報)を収集し、Wi-Fiや携帯電話通信などを利用してクラウド上のサーバへ送るための汎用ユニットを車両ごとにセミカスタマイズして提供する。その汎用ユニットを経由してCAN情報はクラウドに集められ、そこからスマートバリューが提供する自動車向けM2M/IoTサービスプラットフォーム「CiEMS」へ送信される。
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サービスの特徴は、デバイスからクラウドまでワンストップで提供可能なことや、サービス内容が固まればそれに応じたデータ分析・可視化まで行えること。
MBELがグローバルに取り扱う車載ユニットやセンサーなどのデバイス、そしてスマートバリューがこれまでに培ったM2M/IoTサービスの開発・運用ノウハウを機能的に連携させたサービスだという。