川口市が22拠点を結ぶ「地域ファブリック」構築 ~ブロケードのスイッチを採用

川口市は、ブロケード コミュニケーションズ ネットワークスのイーサネット・ファブリック技術を利用し、市内22拠点を結ぶ広域拠点網を構築する。ブロケードとネットワンシステムズが2015年9月28日に発表した。

ブロケードのイーサネット・ファブリック技術は、複数の物理スイッチを仮想的に1つのスイッチとして管理可能にすることで、運用効率や可用性などを向上させる技術。22の拠点に合計44台のBrocade VDX 6740スイッチを配置し、全拠点をファブリックでつなぐ「地域ファブリック」を実現する。

川口市では9月中旬からネットワーク機器の設置作業を開始しており、来年1月までに本番稼働させる予定だ。拠点間を接続するネットワークには、川口市が所有する光ファイバー網のダークファイバーを使用する。

運用効率や可用性に加えて、マイナンバー制度の本格化、2016年に計画されている市役所庁舎の移転にも柔軟に対応できる点などを評価し、ブロケードのスイッチを活用したネットワンシステムズの提案を採用したという。

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