米Boxは2015年4月21日、グリーがBoxのクラウド型コンテンツ共有・コラボレーションプラットフォームを導入すると発表した。グリーの従業員のうち、約1500名が利用するという。
グリーが今回、Boxを採用したのは社内外でのセキュアなコンテンツ共有を強化するため。グリーでは、オンプレミスのファイルサーバーの使用を極力減らし、Box上で情報を管理していく。これによりセキュリティを強化できるほか、Boxは容量無制限なことから、ストレージの追加購入コストも必要なくなるという。
Boxの日本法人であるボックスジャパンの古市克典代表取締役社長は、「モバイルゲーム業界のリーダー企業であるグリーのBox導入は、従業員に新しい技術を提供することによりイノベーションを推進する同社の姿勢を表している。ボックスは、直感的なエンドユーザー・エクスペリエンスと、組織全体で情報を管理できる堅牢な管理機能によって、グリーのような顧客が安心してセキュアなコンテンツ共有、コラボレーション、モビリティに取り組めるよう支援している」とコメントしている。