ICT総研が2015年4月16日に発表した「2015年 公衆無線LANサービス利用者動向調査」によると、公衆無線LANサービスの2014年度末(2015年3月末)時点の利用者数は2278万人であることが分かった。
このうち個人利用者は1987万人、ビジネス利用者は291万人。公衆無線LANサービスの利用者の属性としては当然ながらスマートフォンユーザーが多く、スマートフォンユーザーの56.1%が公衆無線LANサービスを利用していると回答している。
公衆無線LANサービスの利用者は急ピッチで増え続けている。2014年度末は前年度から560万人増加した。ICT総研は今後も毎年400~500万人程度のペースで伸び続けると予測しており、2015年度末には2779万人、2018年度には4000万人を超える見通しだ。
公衆無線LANサービスは、通信キャリアや施設運営者など、様々な事業者により提供されているが、その利用者満足度についてもICT総研では調査を行っている。キャリア系事業者の中で利用者満足度が最も高かったのはNTTコミュニケーションズの「OCNホットスポット」。施設系事業者では、スターバックスの「at_STARBUCKS_Wi2」の評価が最も高くなっている。