KDDIがWVS 2の機能拡充――仮想ネットワーク構築やアクセス回線の論理分割、帯域のオンデマンド変更などが可能に

KDDIは2015年4月8日、SDN技術を活用した広域ネットワークサービス「KDDI Wide Area Virtual Switch 2(WVS 2)」の機能拡充を発表した。

今回新たに追加されるのはまず、「仮想ネットワーク機能」。WVS 2のネットワーク上に、用途やセキュリティポリシーごとに仮想化されたオーバーレイネットワークを柔軟に構築できる。これにより、従来数カ月を要していた追加ネットワークの構築が、最短1日で実現するという。また、同一のアクセス回線に複数のネットワークを集約できることから、通信コストの最適化が可能とのこと。ブラウザからネットワーク情報を一元管理できるカスタマーコントローラも用意する。

WVS 2

また、仮想ネットワークの利用に最適なアクセスラインナップとして「エクステンドイーサネット方式」を追加する。ブラウザからオンデマンドにアクセス回線帯域を変更したり、仮想ネットワークごとに帯域を論理的に分割することができる帯域確保型のメニューだ。帯域をユーザー自身で柔軟に変更可能なアクセスメニューは国内初だという。

WVS 2

さらに、「KDDIクラウドプラットフォームサービス」や「Amazon Web Services」へのセキュアなクラウド接続も提供するとのこと。

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