NTT東西は光回線を卸売する「光コラボレーションモデル」を2月1日から開始した。すでに様々な事業者が、この光コラボを利用したサービスを提供中だが、特に注目されているのはNTTドコモの「ドコモ光」やソフトバンクモバイルの「SoftBank 光」など、携帯電話サービスとのセット契約で割安になる光セット割だ。
MMD研究所は2015年3月26日、光セット割に関する実態調査の結果を発表した。16歳以上のスマートフォンを所有する男女2220人にアンケートを行っている。これによると、光セット割の認知度は82.3%と非常に高いものの、うち65.5%はサービス内容をよく理解していないことが分かった。
光セット割の利用意向については、「利用したいと思う」が16.4%、「やや利用したいと思う」が17.5%で、合わせて33.9%が利用の意向を持っていた。「すでに利用している」との回答も7.2%あった。
光セット割に加入した理由としては、「回線料金が安くなるから」が圧倒的に多くなっている。
一方、光セット割を利用したいが、加入予定がないと回答した人を対象に、その理由を尋ねたところ、「契約がめんどくさそう」(39.4%)、「サービス内容がよくわからない」(24.9%)、「手続きがめんどくさそう」(23.1%)、「プランが複雑そう」(20.4%)などが上位にあがった。