43%の日本企業がSDNを2015年内に導入予定、ただし米国よりは出遅れ

ジュニパーネットワークスは2015年2月26日、日本企業のSDN導入動向に関する調査結果を発表した。これによると、43%の企業がSDNの導入を2015年内に予定している。

調査は2014年12月に行われ、国内のヘルスケア/教育/金融/行政機関のIT意思決定者400名が回答している。

2015年内にSDN導入を予定する企業の割合

43%という結果は、非常に高いようにも思えるが、米国と比べると実は大きく出遅れている。ジュニパーが米国企業を対象に昨年7月に行った同様の調査では、74%が2015年内にSDNを導入予定と回答しているからだ。

また、SDNに期待する導入メリットにも日米で違いが見られた。SDN導入の最大メリットとして、日本では「ネットワーク運用の簡素化」(36%)が最も多く、次いで「ネットワーク・パフォーマンスと効率性の改善」(19%)が挙がったのに対し、米国では「ネットワーク・パフォーマンスと効率性の改善」(26%)、「ネットワーク運用の簡素化」(19%)の順番となっている。

さらに、SDNソリューションの選定時に最も重視する点については、日米とも「高い可用性と弾力性」(日本:41%、米国:30%)がトップとなった。

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