2014年10月からMVNOを展開しているフュージョン・コミュニケーションズは、2月24日に記者発表会を開催し、スマートフォン「ARROWS M01」とデータ通信専用SIMサービス「楽天モバイル データSIM」の提供を開始すると発表した。
楽天副社長執行役員の平井康文氏(右) |
Android搭載の「ARROWS M01」はイオンスマホやNifmoも提供している富士通製のスマートフォンで、シンプルなホーム画面が用意されているなど、スマホ初心者でも簡単に使いやすいように工夫されている。同日より発売を開始、価格は3万6720円(税抜、以下同)で割賦払いの対象外となる。
「楽天モバイル データSIM」の料金プラン |
3月16日から提供される「楽天モバイル データSIM」には4種類のプランがあり、「ベーシック」プランは通信速度最大200kbpsで月額525円。下りの通信速度が最大150Mbpsで月間通信容量が設定されるプランは、「2.1GBパック」プランが月額900円、「4GBパック」が月額1450円、「7GBパック」が月額2260円となっている。
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今春、二子玉川と仙台に「楽天モバイルショップ」をオープンする予定 |
登壇した楽天副社長執行役員の平井康文氏は、「楽天モバイルの目標は1000万台、その達成を目指す」と抱負を語り、そのために「楽天モバイルショップ」を10店舗まで拡充する方針であることや、「楽天経済圏」を活用し、今後は楽天モバイルの支払いに楽天スーパーポイントを利用できるようにすることなどを明らかにした。