世界最大の通信インフラベンダー、エリクソンのブースには、IP&ブロードバンドソリューション、モバイルブロードバンド、キャリア向けサービスソリューション、ホーム/ITSアプリケーションの4つのコーナーが設けられた。
特に来場者の目を引いたのが、ホーム/ITS向けのアプリケーションだ。ホーム向けとして展示されていたのは、テレビなどの家電の消費電力をスマートフォン上でリアルタイムに確認可能というもの。商用化の際には、消費電力モニターだけでは弱いので、これに「子供の部屋の室温管理」などセキュリティや利便性の高いアプリケーションをあわせて提供することを想定しているという。
ホームゲートウェイと連携し、スマートフォンから消費電力をモニタリング |
IP&ブロードバンドコーナーでは無線、有線の固定系ブロードバンドを実現するソリューション、モバイルブロードバンドコーナーでは、今年2月にバルセロナで開かれた2010 GSMA MOBILE WORLD CONGRESSにおいてエリクソンが実施したLTE Advancedによる1.2Gbps、HSPAの発展システムよる168Mbpsのデータ伝送デモの様子のビデオが紹介されたほか、スマートフォンなどに搭載されているHSPAの通信モジュール、最新の小型基地局などが展示された。
モバイルブロードバンドコーナーではLTE Advancedによる1.2Gbpsのデータ伝送デモのビデオが紹介された |