バースト型WANに高い評価――IDC Japanが企業ユーザー調査

IDC Japanは2009年8月10日、国内企業436社のWANサービスの利用状況に関する調査結果を発表した。付加機能を持つWANサービスで「利用メリットがある」との回答が3割を超えたのは、「一時的なアクセス増加や契約帯域以上のトラフィックを許容するWANサービス」(35.3%)と「中小拠点のネットワーク機器の運用管理を自動化できるWANサービス」(34.6%)の2つ。特に前者はデータセンターを利用する企業、後者は店舗を保有する企業で高いニーズが確認されたという。

基幹ネットワークの冗長化実施率は、金融業が66.7%だったのに対し、流通業は30.4%。また、従業員数1000人以上の55.4%に対し、100~249人では16.5%と、業種・企業規模によって大きな違いがあることが分かった。

月刊テレコミュニケーション2009年10月号から転載(記事の内容は雑誌掲載当時のもので、現在では異なる場合があります)

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