MVNO各社の下り速度に大きな差――MMD研究所が山手線全駅で実測調査

BUSINESS NETWORK編集部

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MMD研究所は2015年1月30日、「2015年1月主要MVNO通信速度調査　JR山手線編」を発表した。NTTドコモの回線を利用するMVNO主要4社とドコモの計5社の通信速度を、JR山手線全駅のホームで実測している。調査期間は1月19日～23日。

これによると、同じドコモの回線を利用しながらも、下りの平均速度には大きな差があることが分かった。MVNOで下り速度の平均値が最も高速だったのは、インターネットイニシアティブ（IIJ）で24.2Mbps。一方、最下位だったビッグローブは6.7Mbpsで、17.5Mbpsの差が生じている。

MVNO通信速度調査結果

なお、ドコモも含めると、ドコモが31.3Mbpsで最速だった。ただし、NTTコミュニケーションズとIIJは調査駅によっては、ドコモに近い通信速度が出ていることが多いという。具体的には、20Mbps以上の高速通信が可能な駅がドコモは18駅だったのに対して、IIJは17駅、NTTコミュニケーションズは12駅だった。

上りの平均速度については、ドコモも含めて、それほど大きな差は出ていない。

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