NTTコム、P2P不可の環境でもWebRTCを利用可能にするTURN機能を提供

NTTコミュニケーションズは2015年1月27日、同社が無償提供しているWebRTCプラットフォーム「SkyWay」に、「TURN機能」を追加したと発表した。

これは、通信プロトコル「TURN(Traversal Using Relay NAT)」を利用可能にする機能。TURNは、サーバーで通信を中継することにより、P2Pの通信が利用できない環境でもWebRTCを利用できるようにするための技術だ。例えば、セキュリティポリシーが厳しい企業ネットワーク内など、P2Pの通信が利用できない環境でもWebRTCを利用可能にする。

従来、TURNを利用するためには、サーバーの用意やWebRTCのプログラムの改変などが必要だったが、SkyWayのTURN機能を活用すると、これらの手間が不要になるという。

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