シード・プランニングは2015年1月5日、国内ウェアラブル端末市場予測を発表した。これによると2014年の国内ウェアラブル市場は130万台規模と推定され、2020年には680万台に拡大する。
カテゴリー別にみると、まず市場をけん引するのが腕時計型ウェアラブル端末だ。シード・プランニングでは、「2015年Apple社がApple Watchを投入すると、非常に大きいインパクトを市場に与えると予想する」「過去、iPhone 3GSやiPadの初代モデル、iPad miniが発売された時と同じような現象が起こり得る可能性がある」としたうえで、2015年の急成長を予想している。
メガネ型ウェアラブル端末については、「Google Glassがその可能性を具体的に提示したが、現在商品化されている製品は非常に少ない。現状の技術の進展、研究・実証実験、事業者の取り組みなどから展望すると、一般コンシューマー向けのメガネ型製品の可能性は今後3~4年後くらいに見えてくると予想される」とし、市場が形成されるのは2018年頃になるという。