3つの自動化を実現する自律型ネットワーク「KDDI AccelWaves Network」
2028年度には、AccelWaves構想の中核を担う自律型ネットワーク「KDDI AccelWaves Network」を展開する予定だ。KDDIの堀氏によれば、「オートフィット」「オートレスポンス」「オートオペレーション」という3つの自動化機能により、急激なトラフィック変動やインシデントの発生にも柔軟に対応する。
通信需要に応じて帯域を最適化する「オートフィット」では、回線単位でパケットロスを検知すると自動で帯域を拡張するほか、拠点間で帯域をシェアしたり、特定のAI基盤やクラウドへの通信に割り当てる帯域を増やしたりできる。「ネットワークの状況を24時間監視したり、都度増速を申し込むといった作業から解放される」(堀氏)

特徴①:オートフィット
インシデント発生時の原因特定と影響範囲を可視化する「オートレスポンス」は、被疑箇所を自動で特定するとともに、影響を受ける拠点を可視化する。さらに、その拠点を隔離することで、被害の拡大を防ぐという。

特徴②:オートレスポンス
運用業務をポータル上で一元化する「オートオペレーション」は、問い合わせ対応やセキュリティ上の脅威、各拠点のネットワークの稼働状況などをポータル上で一元的に把握できる。また、これまで人手で行っていた設定変更やレポートの作成なども自動化し、運用担当者がネットワーク運用における重要な判断に専念できるようにする。

特徴③:オートオペレーション
本格提供は2028年度を予定しているが、すでにあかつき証券の企業などで先行導入を進めているという。KDDIは、2031年度までに法人向けネットワーク・セキュリティ関連事業で単年1000億円規模の売上を目指す。














