キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は2014年12月9日、企業向けMVNO市場に参入した。大手・中堅企業を中心に、LTEデータ通信SIMを提供する。また、中小企業向けにも順次展開していくという。
キヤノンMJが提供するSIMのプランは4種類。通信速度が上り50Mbps/下り150Mbpsの「定額プランL 1G」(月額3800円)と「定額プランL 7G」(同5500円)、そして上り256kbps/下り256kbpsの「定額プランライト」(同900円)と「定額プランライト:いちねん」(年額1万円)だ。定額プランL 7Gは、初期費用2万円でデータシェアにも対応する。
なお、キヤノンMJのMVNOサービスには、インターネットイニシアティブ(IIJ)がMVNEとして協力しており、NTTドコモのLTE回線を利用。キヤノンMJでは、2017年に約1万回線、1.7億円の売上を目指すという。