フォーティネットジャパンは2014年6月18日、三井住友銀行グループのさくらケーシーエスに、UTM「FortiGate-100D」と無線LANアクセスポイント「FortiAP-220B」「FortiAP-221B」を導入したと発表した。
さくらケーシーエスは、iPadを活用するための通信インフラとして無線LANを構築した。FortiGate-100Dは、無線LANコントローラ機能も備えたUTMで、さくらケーシーエスはこれによりセキュアな無線LAN環境を実現しているという。無線LANアクセスポイントは6拠点に設置され、データセンターに冗長化して設置されたFortiGateにより一括管理している。
選定理由について、さくらケーシーエス 事業推進部 技術統括部 情報戦略グループ リーダーの伊藤研吾氏は、「他社製品に比べ、セキュリティ機能が充実していることや、コストパフォーマンスが高いことが選定の決め手となった。他社の無線LANシステムは別にファイアウォールを導入する必要があるが、FortiGateはセキュリティ機能を備えながら、他社の無線LANシステムに比べ、約半額程度だった」と述べている。