NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は2014年5月15日、台湾のAVer information社(アバー・インフォメーション)のHD対応ビデオ会議システム「EVCシリーズ」の販売を本格的に開始したと発表した。
NTT-ATは従来からシスコ、ソニー、ポリコムなどのビデオ会議システムを扱っているが、最近、コストパフォーマンスの高い専用端末を顧客から求められているため、アバー社のEVCシリーズをラインナップに加えたという。
EVCシリーズは、エントリーモデルの「EVC100」から最大10拠点の内蔵MCU機能を有する「EVC900」までの4機種を揃え、価格はEVC100で25万円。また、H.323とSIPプロトコルに準拠し、主要ビデオ会議メーカーとの互換性を確保しているため、新規導入だけでなく既存システムへの拠点追加にも適しているという。
台湾AVer information社のHDビデオ会議システム「EVCシリーズ」