NECは2014年3月27日、仮想サーバー環境と仮想ネットワーク環境を一括管理できる「IaaS運用自動化ソリューション」を発表した。マイクロソフトのIT環境管理プラットフォーム「System Center」から、NECのOpenFlow対応SDN製品「UNIVERGE PFシリーズ」で構成された仮想ネットワーク全体を管理制御できるようになる。
NECはWindows Server 2012 R2 Hyper-Vの仮想スイッチをOpenFlowに対応させる拡張ソフトウェア「UNIVERGE PF1000」を配布しているが、今回さらにマイクロソフトの「System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager」からUNIVERGE PF1000を制御できるインターフェースを共同開発。このインターフェースによって、Windows Server 2012 R2の仮想サーバー環境とUNIVERGE PFの仮想ネットワーク環境を、IT管理者がSystem Centerから一元管理できるようにした。
システム構成例 |
NECによれば、IaaS運用自動化ソリューションを活用した統合管理によって、運用工数は最大75%、仮想サーバーと仮想ネットワークの提供にかかる時間は最大85%削減できるという。
提供価格は520万円~(最小構成として、Microsoft Windows Server 2012 R2 Standardライセンス×1、System Centerライセンス×1、UNIVERGE PF6800×1、UNIVERGE PF5220×1など含む)。