IDC Japanは2014年3月11日、2013年通年の国内タブレット端末出荷台数を発表した。これによると、2013年のタブレットの出荷台数は、前年比67.2%増の743万台となった。法人市場向けでは、年間を通してiOS端末の買い替え需要などが堅調だったという。
ベンダー別のシェアについては、iPadを提供するアップルがシェア43.8%で1位を維持。2位は、グーグルのNexusシリーズを出荷するエイスースがシェア17.1%で獲得した。さらに3位にはSurfaceシリーズのマイクロソフトがランクインしている。
2013年国内タブレット端末出荷台数ベンダー別シェア |
IDC Japan シニアマーケットアナリストの木村融人氏は今後との見通しについて、「2014年の上半期にNTTドコモがiPadの販売を開始すると見込んでおり、同市場におけるiOSの占有率はさらに上昇する可能性が高い。また法人市場においては、特に教育分野でタブレット需要が拡大していく可能性が高い」としている。