NTTPCコミュニケーションズは2013年12月4日、「Master’sONEセキュアリモートアクセス(スマートデバイス型)」の提供を開始した。
これは、スマートデバイス向けリモートアクセスサービスに、MAM(モバイルアプリケーション管理)機能も付加したサービス。MAM機能によって、データやアプリケーションの公私分離を行い、業務用のデータおよびアプリケーションだけをIT部門が管理できる。このため従業員のプライバシーを侵害せず、BYODに適している。業務用データは、暗号化されて端末に保存されるほか、紛失時には業務用データのみをリモートワイプすることが可能。また、業務アプリケーションやVPN接続設定の自動配布も行える。対応OSは、iOSおよびAndroid。
リモートアクセス機能に関しては、マトリックス型のワンタイムパスワードを無料オプション提供。また、有料だが、機体認証機能も用意する。1ID当たりの提供価格は、初期費用が3000円、月額費用が1500円、機体認証オプションは月額200円(税別)。同社のVPNサービスであるMaster’sONE ネットワークの契約も別途必要だ。