NTT東・澁谷社長、社名変更を機に「新たに生まれ変わり、これまで以上に地域と向き合う」

新たなコーポレートロゴ看板の除幕式の様子

新たなコーポレートロゴ看板の除幕式の様子

「慣れ親しんだ東日本電信電話という名前に別れを告げ、NTT東日本として再出発する。今日が、その記念日となる」

NTT東日本は2025年10月23日、7月に実施したCI(コーポレートアイデンティティ)刷新に伴い、新たなコーポレートロゴ看板の除幕式を開催。除幕式に登壇した代表取締役社長 社長執行役員 澁谷直樹氏は、式典の冒頭でこう述べた。

澁谷氏は、10月23日が東京-横浜間で国内初となる電信線の架設工事が始まった「電電記念日」であることに触れつつ、「1890年には国内で電話サービスが始まり、2035年にはメタル固定電話が終了する。140年近くの時を経て、電話の歴史に幕が閉じるタイミングに来ている」と語った。

また、同社は2001年より「フレッツ光」の本格提供を開始したが、「当時は光技術が成熟しておらず、立て続けに大規模障害を起こしてしまった」と振り返ったうえで、「2011年には東日本大震災を経験し、今年は(地域防災に関する様々な研究や自治体支援などを行う)防災研究所を設立した。これからも通信の信頼性に向き合っていく」と意気込んだ。

今後は、持続可能な循環型地域社会の実現を目指し、「スマートメンテナンスやサステナビリティ、アグリカルチャー、教育などの分野を支えていく。NTT東日本は新しく生まれ変わり、信頼のブランドを大切にしながら、これまで以上に地域と向き合う会社を目指したい」と最後に締めくくった。

NTT東日本 初台本社ビルの屋外看板

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