日立が新ビジネスホン「integral-F」、スマホ内線化アプリやDECT対応のコードレス端末も

日立製作所は5月13日、中小規模事業所向けのビジネスホン「integral-F」を発表した。5月15日から販売を開始する。

integral-F

integral-Fは最大168回線まで内線を収容可能な企業向け電話システム。最大108回線収容だった前シリーズのintegral-Eと比べて容量が拡張された。

integral-Fの回線収容数の目安
integral-Fの回線収容数の目安

電話機のラインナップも拡充。使用頻度の高いキーを独立レイアウトにするなど新デザインになった多機能電話機のほか、防水仕様のコードレス電話機を追加するなどした。また、コードレス電話機の通信方式には最新規格であるDECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)を採用。通信到達距離は最大300mとなり、工場や倉庫内といった広域での通話にも適するという。

さらにAndroidやiPhoneに専用アプリケーションをインストールし、社内で無線LAN経由の内線電話として利用することも可能。また、外出先ではビジネスホン主装置内の電話帳から発信するようにし、BYODなどにおいて個人情報の漏洩リスクを減らすこともできるという。

価格は、48万7200円(INSネット64×1回線、多機能電話機×5台の構成の場合)~。

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