アクセンチュアが実施した「2013年アクセンチュアCIOモビリティ調査」によると、世界のCIOの79%が「モビリティは自社の収益拡大に欠かせない要素」だと考えていることが分かった。また、「モビリティは今後1年間の最優先事項」と回答したCIOも34%にのぼった。
この調査は、日本を含む世界14カ国、413名のCIOおよびIT部門の上位役職者を対象に行われたもの。
モビリティに求める要件としては、「データへの即時アクセス/即時収集/即時処理を実現し、自社のフィールドサービス/顧客サービスを改善すること」が43%でトップに挙がり、次いで「モバイル端末を活用したサービスによって顧客エンゲージメントの強化につなげること」(36%)だった。
さらに、73%のCIOは、モビリティがビジネスに与える影響度について、「1990年代後半のウェブ革命と同じくらいか、それ以上である」と回答したという。