ソフトバンクとエリクソンは2025年3月26日、2030年に向けた戦略的パートナーシップの構築に関する覚書を締結したと発表した。
このパートナーシップでは、AI、クラウドRAN、XR、6Gなど、新しい時代のテクノロジーを含む「NextWave Tech(一連の技術を総称した造語)」の評価や推進、共創を行う。両社は、このパートナーシップを通して新しいユースケースを探求し、セルラーネットワークとそのアーキテクチャーの未来をつくる技術革新を目指すとしている。
具体的には、SMO(サービス管理・オーケストレーション)/rApps(無線ネットワークアプリケーション)を使ったAI統合クラウドRANの商用化準備状況の評価、XRなどの新たなユースケースに対応する効率的かつ効果的なネットワーク設計戦略の確立、センシングと通信の融合による電波の新たな活用方法の探求、センチメートル波技術の有効活用の推進などに取り組むという。