D-Link、Wi-Fi 7対応APに適したPoE++対応10ギガスマートスイッチ

ディーリンクジャパンは2025年3月24日、PoE++給電に対応した10ギガビットレイヤー2スマートマネージドスイッチ「DXS-1210-10MP」の販売を開始した。

同製品は、マルチギガ対応のRJ45ポート(10G/5G/2.5G/1000/100BASE-T)を8基、さらに10G SFP+スロットを2基搭載したスマートスイッチ。標準ポート8基すべてがIEEE802.3bt規格に準拠し、PoE++による最大60Wの給電が可能。スイッチ全体では最大370Wまでの給電に対応しており、特に10Gbps対応のWi-Fi 7アクセスポイントなどへの電力供給に最適な構成という。

ソフトウェア面では、中小規模の法人向けに必要な基本機能を幅広くカバーする。VLAN機能のほか、不正なネットワーク接続を防止するIEEE802.1X認証、ネットワークループを防ぐループバック検知機能など、安全性と安定性を高める仕組みを実装した。また、CLIによる高度な設定に加え、直感的に操作できる日本語Web GUIにも対応。SNMPも利用でき、外部の管理ツールと連携して効率的なステータス監視が可能としている。

D-Linkの長期無償保証制度「リミテッドライフタイム保証」により製造終了から5年間の無償修理サービスが付帯する。これにより、ネットワークインフラの長期安定運用と保守負担の軽減につながるという。

標準価格は29万8000円(税別)。パートナー各社を通じて販売する。

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