リボンが大手SP向けルーターに2製品を追加、最大容量は14.4Tbps

リボン・コミュニケーションズは2025年3月4日、アグリゲーションルーターのラインナップ「NPT XDR2000シリーズ」に、「NPT 2714」「NPT 2507」の2つのルーターを追加したことを発表した。2025年第3四半期にリリースを予定している。

NPT 2714はモジュラー型システムで、“Pay-as-you-Grow”という仕組みが最大の特徴。初期構成をノンブロッキングの7.2Tbpsスイッチング容量でスタートした後、7.2Tbpsのスイッチングカードを追加することで、ノンブロッキングの14.4Tbpsルーターになる独自の機能を有する。

また、ソフトウェア・ドリブンのMACsec(メディアアクセスセキュリティ)を提供し、ハードウェアへの依存を低減しながら、すべてのネットワークインターフェースの可用性を確保しているという。

さらに、IP over DWDM(コヒーレント・ルーティング)もサポート。36個の400G ZR+コヒーレントインターフェイスを搭載しており、IP機能とDWDM機能を単一プラットフォームで提供する。到達距離を拡張するプラグインアンプも使用できる。

NPT 2507は7.2Tbpsの固定フォームファクタのルーターで、NPT 2714を補完するソリューションとして位置付けられる。40×100G、8×400Gのコヒーレントインターフェイスを実装しているほか、100Gトラフィックの集約に最適化されており、シンプルに運用できる点も特徴という。

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