Secualが5G対応版スマートポール、糸島市の実証実験に参画

Secual(東京都渋谷区)は2025年2月25日、同社が提供する「Secual Smart Pole(セキュアルスマートポール)」の5G対応版の提供を開始した。合わせて、糸島サイエンス・ヴィレッジ構想を掲げ、新たなまちづくりを推進する福岡県糸島市で実施される実証実験に参画することを発表した。

実証実験の構成

実証実験の構成

Secual Smart Poleは、スマートカメラやスマートタグ連携、LEDやクラウドスピーカーを活用した防犯、見守り、防災機能や、Wi-Fiスポット、人流解析等の賑わい創出機能を提供するもの。東京都が実施する「次世代通信技術活用型スタートアップ支援事業(Tokyo NEXT 5G Boosters Project)」をはじめ、住宅地、商業施設、自治体再開発事業など様々な案件で活用されている」

今回の5G対応により、導入の障壁となるLAN配線が不要となることで、更なる普及を目指す。同時に、気象センサーの搭載、高効率な直流電源稼働を可能にすることで、データ収集基盤の拡充と、エネルギーの効率的な利用による地球環境負荷軽減にも貢献できるという。

実証実験は、次世代の都市基盤を支える通信技術と電力供給技術の融合によるマイクログリッドなまちづくりをテーマに、ローカル5Gエリアである糸島サイエンス・ヴィレッジの拠点「はじまりの地」(福岡県糸島市志摩馬場)で行われる。

現地の写真

現地の写真

ローカル5Gの超高速・多数同時接続・超低遅延かつ、クローズドでセキュアな通信環境と、再生可能エネルギーで発電した電力を直流で供給する効率的なエネルギー運用の可能性、データ収集による運用の効率化など、次世代インフラの実現可能性を検証する。

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