IDC Japanは2012年12月10日、国内ネットワーク機器市場の2012年上半期(1~6月)の実績と今後の予測を発表した。
これによると2012年上期の実績値は、ルーター市場が前年同期比13.5%増の610億8400万円、イーサネットスイッチ市場が同19.2%増の877億5400万円、企業向け無線LAN機器市場が同50.2%増の93億6800万円と、いずれの分野も前年の上半期と比べて大きく成長した。
トラフィック急増とLTEの展開を要因に移動体通信事業者の投資が堅調だったほか、企業向け市場も回復した。2012年通年についても、IDCでは上半期の好調が継続すると予測している。
国内ネットワーク機器市場 製品分野別エンドユーザー売上額実績 |