アイコムは2025年1月8日、Wi-Fiトランシーバーコントローラー「IP1100CV」を同月末に発売開始すると発表した。
同製品は、Wi-Fiを使用して通信するアイコム製Wi-Fiトランシーバー対応のコントローラー。ネットワーク内にコントローラーを1台設置し、各所にWi-Fiアクセスポイントを配置することで簡単に通信ネットワークを構築できる。最大300台のWi-Fiトランシーバーを収容でき、専用アプリケーションをインストールすると、Windows PCからWi-Fiトランシーバーと通信できるようになるという。
また、IP1100CVは2.5GbpsのWANポートとVPNルーター機能を内蔵。インターネット上のセキュアなVPNで複数拠点間を接続でき、無線LANシステムの通信エリアを拡張可能とのこと。例えば、IP1100CV間をインターネットVPNで接続することで、本社と支社のスタッフがWi-Fiで相互通信できる。
さらに、オプションのマウントブラケット「MBF-6」と組み合わせることで、19インチサーバーラックに1Uで設置できるという。
販売価格はオープン価格。