2012年上期の国内UC市場が好調――大企業の音声プラットフォームがリプレース期に

IDC Japanは2012年11月1日、国内ユニファイドコミュニケーション(UC)/コラボレーション市場予測を発表した。

これによると、2012年上半期の同市場規模は、前年同期比4.4%増の1022億1700万円となった。同5.9%増と大幅に成長したIPテレフォニーソリューションが牽引した。大企業で音声プラットフォームがリプレース期に入ったことが要因だという。

2012年通期の市場規模は、前年比4.3%増の1977億6700万円となる見通しだ。また、2011~2016年における年間平均成長率は3.3%で、2016年には2234億7300万円規模になると予測している。

同社リサーチマネージャーの眞鍋敬氏は「ベンダー/通信事業者は、ユーザー企業のコラボレーション効率化に目を向けることが重要である。各ソリューションセグメントでのモバイル/ソーシャル/SaaSなどの成長分野にリソースシフトすることが必要である」とコメントしている。

国内ユニファイドコミュニケーション/コラボレーション市場 セグメント別出荷額予測
国内ユニファイドコミュニケーション/コラボレーション市場 セグメント別出荷額予測

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