ブロケード コミュニケーションズ システムズとストラトスフィアは2012年10月11日、OpenFlowを活用した検証実験に成功したと発表した。
ブロケードの物理スイッチ/ルーター「Brocade NetIronシリーズ」と、ストラトスフィアのネットワーク仮想化ソリューション「Stratosphere SDN platform 1.0」の構成要素である仮想スイッチが混在するデータセンターネットワークにおいて、オペレーションサポートソフトから自動的に制御できることが実証できたという。
今回検証された内容は、具体的には次の通りだ。
・単一コントローラーからブロケードとストラトスフィア両社のOpenFlow対応製品が制御できることの確認
・ロープログラミングによる VLANを使用しないネットワーク分離の実現
・経路迂回パスの設定による物理スイッチの保守の容易化
両社は今後、SDNのサービスプロバイダーネットワークへの実装に向け、協力関係を深めていくという。
検証構成のイメージ |