日本マイクロソフトは2012年9月28日、KDDIが同社のユニファイドコミュニケーション(UC)基盤「Microsoft Lync」などの導入により、コラボレーション環境を刷新したと発表した。
今回KDDIが採用したのはLyncやExchange Server、SharePoint Server。Lyncの採用によって社員1万3000名のプレゼンス(在席情報)が把握できるようになり、メールや電話、IM、Web会議の中から最適な手段を選んでコンタクトできるようになったという。
また、SharePointを活用した社内SNS基盤「KDDI SNS」も構築。リアルタイム型コミュニケーションだけでなく、蓄積型コミュニケーションも強化した。
KDDI 技術統括本部 情報システム副本部長の松尾恭志氏は、「Lync の導入によってコミュニケーションの質が向上し、業務をスピーディにこなせるようになったと実感している。しかも、システムの構築に関しても、スピーディに実現できた。この2つの側面でスピード感を実現できたということは、大きな成果だと思っている」とコメントしている。