OKIがPBXの新商品・新事業戦略を発表――「UC」キーワードに国内シェア20%目指す

従来の豊富なPBX機能とUCやSIP関連機能を継承

シェア20%の目標達成に向け、大規模オフィス向けの中心となるPBXが、この日から販売を開始した「DISCOVERY neo」だ。

「DISCOVERY neo」

通信システム事業本部企業ネットワークシステム事業部PBXビジネスユニット長の西田慎一郎氏は「従来のDISCOVERY01から、ハードウェア、ソフトウェアともにプラットフォームを一新した」と語る。その結果、従来機種比で設置スペース・消費電力ともに最大50%削減した。震災後にニーズが高まっている耐震性も強化している。

通信システム事業本部企業ネットワークシステム事業部PBXビジネスユニット長の西田慎一郎氏

また、600~700という従来からの豊富なPBX機能を継承し、リプレース需要にも対応したうえで、同社のIPテレフォニーサーバー「SS9100」のUCやSIP関連の機能も継承。さらに、スマートフォンの内線利用を可能にするなど、オフィスのさまざまなコミュニケーション形態に柔軟に対応できるよう、仕上げている。

「DISCOVERY neo」の強みと特徴 (クリックで拡大)

DISCOVERY neoは10月1日に出荷を開始する。価格は1000ユーザーモデルで2500万円~(税抜き)であり、2014年度末までに1000セットの販売を目指す。

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